1984/ヴァン・ヘイレン
2020年10月6日。世界で最も偉大なギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなってしまった。闘病中であることは聞いていたが、残念だ。とても寂しい。
ジャズメンである私も追悼の意を表したい。
野球で言えば王貞治。バスケットボールで言えばマイケル・ジョーダン。ゴルフならタイガー・ウッズ。将棋なら羽生善治。あらゆる分野において「すごいのが出てきたな」と評される人物がいる。
王シフト、ジョーダンルールなど、競技界全体の常識を覆し、それだけに留まらず世の中全体に響き渡ってゆく名前。
エディは間違いなくそういった人物の一人だった。
エディの登場以来、プロのギタリストも含めて、たぶん決して言わないけど、ギタリストはみんなエディになりたかったんだと思う。
でも、サウンドメイクのセンスや、作曲能力、テクニック、すべてがそろわないとあの音は出てこない。たとえ同じ機材を使ったとしても。
エディをエディたらしめていたのは、世界を変えることが出来る力を持った彼だけに与えられたギフトだったのだ。
大谷翔平選手、ステフィン・カリー選手、藤井聡太棋士、今、フィクションを超える勢いで才能あふれる「すごいのが出てきたな」と思える人たちの名前が世に響いていて、とてもうれしく思う。
願わくば、そういうギタリストがこれから出てきて世の中を席巻してもらえたらと思う。
エディ、安らかに。

