イート・エム・アンド・スマイル/デイヴィッド・リー・ロス 1986年
輝けるデイヴ、ダイヤモンドデイヴの1stフルアルバム。
1985年にヴァン・ヘイレンを脱退したデイヴ・リー・ロスが作ったこのバンドがすごい。
ギターはスティーブ・ヴァイ。ベースがビリー・シーン。ドラムがグレッグ・ビソネット。全員が全員そろって超腕利き。
曲はすべてハードさよりもポップ全開。とは言え裏打ちされたテクニックで聴かせどころもばっちり。
1980年代に台頭した、ヒットチャートを賑わすロックの最右翼。
ブルースが基調にあり、話すような歌うような、流麗なデイヴのヴォーカルにはヴァン・ヘイレンよりこのバンドのほうがピッタリなのだが、次作はまったりメロウ過ぎて、タイトル曲はヒットしたがバンドは解散してしまう。
サミー・ヘイガーも悪くなかったが、ヴァン・ヘイレンはやっぱデイヴじゃないとという人は多かったと思う。
’90年代か’00年代に渋谷公会堂かどこかで当時のデイヴ・リー・ロスバンドを観れた。ちょっとだけこれじゃない感があった。
晩年、まだエディが生きてるうちにデイヴがヴァン・ヘイレンで演ってるのを観れて良かった。
時代に咲いたロックの仇花的ではある。アルバムとしての出来は奇跡のような完成度。’80sのアルバムとしてもピカイチだと思う。
プロモーションビデオはおバカ全開なのだが、そこもまた超カッコいい。
コンプライアンス? どうでもいいわ、そんなもん。お下品かもしれんし、お下劣かもしれんが、こういうキャラの立った実力もあるミュージシャンはもしかしたら今後もう出て来ないかもしれないと思うと、何とも切ない気がする。
いい子ちゃんばっかでどうすんの?
まあ、ラッパーみたいにガチで殺し合いとかになるとかみたいな頭悪いのも勘弁して欲しいのだが。
寄る年波には逆らわない。

