2022.02.25 ウクライナ侵攻

パブリック

 日本時間の2022年2月24日、ロシアがウクライナに事実上の軍事侵攻を開始した。

 個人的にはこの軍事オプションは、ウクライナとの国境に100個大隊にも及ぶこれだけの大兵力を集結させた時点でロシアの勝ちだと思っていた。
 通常兵力でもこれだけの物量を投入されたら、もはや戦術核以外に対抗手段がなくなる。
 ブダペスト覚書により核兵器の放棄をしたウクライナはもちろん、いくらNATOであってもウクライナ領内にすでに侵攻してきたロシアの100個大隊相手に戦術核は使用できない。

 政治的決着の他にウクライナ国民の生命を守るオプションは残されていない気がする。

 個人的にはロシアの言い分は理解できないわけではない。
 もっともな原因は、北大西洋条約機構(NATO)に対抗してきたワルシャワ条約機構を維持できなくなったロシアの凋落にあることも事実だが。
 しかし、現在のアメリカの病的にまで先鋭化したポリコレとか、欧州各国の行き過ぎたコンプライアンスとかは、インターナショナリストの仕掛けた資本主義に対するソフトパワーによる破壊工作なんだと予てより感じていた。
 これらは、はっきり言って異常だと思う。
 それに気付けない欧米の心理的病理というか精神的病巣のほうが不気味だ。

 ロシアが突き付けているのは資本主義の限界という問題なような気がする。
 かといってロシアや中国のなんちゃって資本主義もやってることの本質はアメリカと同じなのでとうてい受け入れられないのだが。
 見た目は軍事オプションだが、じつは社会主義陣営のソフトパワーによる侵攻の最終仕上げような気もしている。

 安直なグローバリズムを利用し、軍事力を背景として覇権を握ろうとする小賢しいアメリカの裏をかいて、中国によるプライドもなく盗みまくった技術による価格破壊とかロシアによるヨーロッパへのエネルギー政策とか、けっこう巧みな戦略で対抗してきたと思う。

 ウクライナに対する軍事侵攻は、頭でっかちになって欧米人は働かずアジア人や東側陣営に働かせればいいという白豪主義の亡霊に憑りつかれた、精神を病んで心を患っている欧米人の弱体化や無力を露呈させるために敢えて行った作戦とも言えると思う。

 ホロコーストそのものは、もし仮にそれが事実であれば当然忌避すべきものであるが、ホロコーストをネタに被害者ビジネスを展開している輩がいる。
 ホロコースト被害者ビジネスの利権を侵害しようとしたものを偏執的なまでに狂ったように徹底的に叩く風潮は不気味なほど異常。

 このロシアによるウクライナへの軍事侵攻のバックグラウンドには、そういう輩に対する対抗意識があるような気がしてならない。
 そう思うと、どうしてもロシアだけを一方的に責める報道にはまったく賛同できない。なぜバランスを欠いた視点しか持てないものが外交や報道に携わるのか不思議でならない。

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