マイルス・デイヴィス/カインド・オブ・ブルー 1959年
去年か一昨年、マイルスの全CDコレクションボックスを買いました。
アナログでもけっこう持っているので、なんとなく購入をためらいましたが、改めて順番に聴いています。
中でもこれ、カインド・オブ・ブルー。ジャズ史に燦然と輝く名盤中の名盤。
ただし、オーディオ的にはうまく鳴らすのが難しい盤でもあります。
アナログで聴いてもCDで聴いても、録音された素晴らしい音源は変わらず。
理知的で、秘めたエネルギーが静かにほとばしる感じは、じつは意外にマイルスにしかできない表現のような気がする。対比として配される熱い系のテナーサックスの人選も含め、その慧眼はやはり時代の先を行っていた。
どういうわけか、自分はハンク・モブレーやズート・シムスなど、ちょっと暑苦しいのが苦手なのにたまに聴きたくなったりするので、そういう時の耳直しでターンテーブルに乗ることが多いのかもしれない。
ストレートアヘッドな4ビート(モードだけど)では断トツの再生回数を誇る。

